驚きました

梅田と申します。

このサイトを発見して驚きました。 今年は仏教の本を何冊か読んで、面白い年でしたが、 年の暮れになり、大変感動しました。

今年学んだ

「三界は虚妄にして
  只是心の作なり」
この華厳の教えの物足りなさを佐倉様が書かれた 与謝野晶子の「劫初より造りいとなむ・・・」の歌を読み、 少し充足されました、ありがとうございます、 これで実感として大乗の意味が少し分かりました。

私が考えた今年の結論

・仏教は「三界唯心」華厳の考えが一番面白い。
・仏教はつまる所、心の在りようを説いた物。
・人間はまだ無知で霊魂とか不思議な現象を、科学的に解明できないだけで  将来解明されると思います、 その時地獄極楽が出てくれば面白いとは、思いますが  私はそれはないと思います。

以上感激してとりとめもなく書きました、お許し下さい。



興味を持っていただいてありがとうございます。

華厳の思想には「インドラの網」の話が出てきます。存在が相互関係であることを述べる思想です。おっしゃるように、仏教は「つまる所、心の在りようを説いた物」だと思います。しかしそれは、心だけが唯一の存在であるという思想ではなく、世界は、それを見つめる人間の心との関連なしには語れない、ということだと思います。仏教はそれ(縁起の思想、五蘊の思想)を始めから教えていますが、中観の空や華厳の「インドラの網」の話はその伝統を受け継いだものだと思います。